EOS 5D 標準Zoom

EOS 5D の標準Zoom入れ替え

今まで使っていたのは何かのオマケで入手したf=28-90mm/F4-5.6である。

メインがf=20-35mm/F3.5-4.5であり何ら不満は無い。

しかし5Dに取り付けた状態の見栄えはハッキリ言って良くない。

見栄を考えf=28-105mm/F3.5-4.5を購入し入れ替える。

正直見栄だけの選択であるが、重さは約2倍と成る。

山歩きや旅行のお供の5Dにとって入れ替えは失敗だったかな?

 

 

補助光の工夫

<以下は他人からぱ食った記事と成る>

カレーライスに福神漬けが不可欠なのと同様に、ライティングに必要不可欠なのが補助光の存在である。
補助光とは何のためのものか。
それは自然光の下でのポートレート撮影においても必要とされるので、それを考えると理解が早いだろうと思う。
まずライティングの基本は、「光は1方向からのみ」ということである。

これは地球上の暗黙の了解である。

もし連星系の惑星に生まれたならば、太陽が2つあり影が2つ出来るのが当たり前であったろう。

我々地球人は、地球の事情により、太陽を1つという前提を掲げねばならぬ。
光は1方向からのみという話があるならば、ライティングに補助光が不可欠な存在であるという話は矛盾するように聞こえる。

太陽が1つという状態を再現するならば、ライトも1つだけで良いのではないか、と。
しかし重要なのは、人間の見た目と写真の仕上がりとは必ずしも一致しないということである。
人間の眼は実に巧みに出来ている。

暗い部分は感度が増し、明るい部分は感度が鈍くなる。

その能力は、同一視野内においても発揮される。

明るい部分と暗い部分が同時に見えるのは、人間の眼が柔軟性に富んでいるからに他ならない。
そんな人間の眼のような柔軟性を持たないフィルムや撮像素子では、再現出来ない輝度幅をカバーするために暗い部分を人工的に照り起こさねばならない。さもなくば、その暗い部分の表現は黒一色の中に埋もれてしまうだろう。
見た目に近付けるという作業、それが補助光の役割である。
それ自身が出しゃばることなく、さりげなく主役の光を立てる。

それはまさに福神漬けの役割そのものである。
さて、我々貧乏人は補助光を当てるために別のストロボを用意することは出来ない。

手元にある、たった1つのストロボを活用しなければならない。
そのために、光を反射させるためのレフ板が必要になってくる。
ここまで言えば、ポートレートを撮る者ならば「了解、了解。」と全てを理解することだろう。
レフ板を使用しない撮影は側面が妙に暗く落ち込んでいる。(1/180sec. F22) レフ板を使用した撮影はボディー側面やタイヤ部が明るく表現出来る。(1/180sec. F22)
文庫本の1ページを引きちぎり、適当な大きさに折って被写体側面に反射光が当たるように置く。

次はカメラの写真である。
ここでも「レフ板あり」と「レフ板なし」を比較して見よう。
トレーシングペーパーをかぶせただけの撮影。
メインとなるトップライトにより、一応、右側のレンズには映り込みがある。(1/180sec. F22)
カメラと被写体との間に白い化粧板を設置し、ストロボの光が反射するようにした。
メインの補助として側面を照り起こしている。
作例により反射光が多少強すぎるかも知れない。(1/180sec. F22)
この場合、上向きに置いた交換レンズの反射面に映り込みを表現する関係上、照明光はトップライトを基本とする。

そうなると当然、側面部(この場合、カメラ前面部)には光がまわり込まずに暗く落ち込む。

それを防ぐために面積の大きな白い化粧板を間に立ててレフ板とする。
仕上がりは一目瞭然。

カメラ前面の描写が全く違う。

2本のレンズ面に映り込みが入り、明瞭な写真になる。
(もちろん、全体を暗く落としローキー気味にして雰囲気を出すという描写もあろうかと思う。)
レフ板の効果は、撮影してみるまでは分からない。
撮影経験を積んで行けば、だいたいの見当はつくようになるだろうが、やはり実際の影の具合や露光値を見るには、デジタルカメラの即時性が大いに活きてくる。
現状では、鑑賞を目的とする趣味の分野でデジタルカメラを利用するにはまだまだ大きな障害(表示解像度、色数、フォーマット、保存性、互換性、・・・等)がある。

しかし即時性というメリットは何物にも代え難い。
もしインターネットのホームページで使用するという限定付きならば、現状のデジタルカメラでも十分使えると言い切れる。

遠近感の工夫 (其の②)

<以下は他人からぱ食った記事と成る>
押入れを利用して撮影セットを作る。
例によってハローマートの買い物袋を使っている。
土台はキングジムファイル。
光が広く拡散するよう、ストロボの発光部と買い物袋とは密着しないように注意する。
袋はミニカー上部ギリギリまで接近させている。
絞りは限界まで絞るため、多少の収差があるレンズでも問題にならない。
1/60スケールのミニチュアであるから、視点も1/60の距離を考えねばならない。

この場合、実車の10m前方から見た遠近感は、1/60スケールでは17cmから見た遠近感だというのが計算から導き出される。
撮影者がどのような狙いで撮影しているのかを考えれば、その撮影で必要となる遠近感が分かるはずだ。
さて最後に、遠近感によるデフォルメを積極的に利用した例を紹介する。
お馴染みのモデルガンであるが、かなりの重量物であるために手元の道具では保持方法が無い。

仕方なく左手で持って撮影したのだが、必然的に手の長さ以上に離れることは出来ない。

それならばと、それを逆手にとって遠近感を誇張させて撮影することにする。
映像イメージとしては、映画「ドーベルマン」といった感じだ。
銃のスゴみを出すために、遠近感を誇張させるというのも1つの方法だ。

本来ならばアオリレンズを使ってティルト機能により全面に渡ってピントを合わせるべきだが、我輩は今のところアオリレンズは所有していない。(1/180sec. F22)。

銃のグリップ下部に金属板を取り付け、撮影時にはそこを持つ。

照明光はアンブレラ使用。